最近、テレビやニュースなどでセルライトという言葉をよく聞きます。
そもそも、セルライトという名前の脂肪組織はないのですが、これだけ世間にセルライトという言葉が定着しているので、そういうものがあると思ってください。
まず、主にセルライトと呼ばれているものは、脂肪細胞が血管の周りから離れて、老廃物や水分などについて大きくなったものです。
ダイエッターにとっては敵です!敵!!(笑)
太ももの裏、おしりまわりなどのデコボコでセルライトを確認できます。
セルライトの正体は大量のコラーゲンで、コラーゲンは肌の弾力性などに有効な成分ですが、必要以上に生成されると、脂肪細胞ごとに固定させてしまいます。
むくみがちな人や、冷え性の人は特に要注意!今セルライトがなくても、あなたは「セルライト予備軍」です。
なぜなら冷え性の人は脂肪細胞が血管から離れやすくなっており、
むくみがちな人も脂肪細胞に老廃物がくっつきやすくなっているからです。
脂肪細胞に関しても同様で、冷えやむくみが引き起こす異常事態が発生すると、コラーゲンを生み出す体内の繊維芽細胞が脂肪細胞を固定しようとコラーゲンを放出してしまいます。
しかも冷えやむくみを放っておくとさらに大量のコラーゲンが脂肪組織ごと締め付けカプセル状にくるんでしまうのです。
これがセルライト進行の最終段階。
完全なセルライトは通常の脂肪組織よりも2、3倍に増大。
太ももを見ただけでわかるボコボコのセルライトはかなり進行した状態なのです。
また、セルライトがあると、その分体重は重くなります。
そして一番の特徴はセルライトは単にダイエットしたり、運動をしただけでは無くならないということです。
セルライトをなくすためには、セルライトのある部分(前述のデコボコ部分)をもみほぐして破壊するのが効果的です。
また、ストレッチやマッサージ、市販の美容器を使用するのもよいでしょう。
ただし、マッサージを強くしすぎると、箇所があざになったり肌が内出血をしてしまうおそれがあるのでご注意を!
でも、セルライトはおとせないものではありません!けっして諦めないでください!
必要なのは継続することです。
食事は体を冷やすもの(甘いものや冷たいもの)を避け、温野菜や食物繊維などを多く摂るようにしましょうね。
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